昨日はclammbonのアニバーサリーライブだった。
ステージにメンバーが現れて爆音に包まれた瞬間から鳥肌。
ああ、生の音ってすごいなあ、と。
今思い出しても目頭が熱くなるのだけれど、懐かしい
ファーストの曲も、今聴くとなぜか新曲みたいだった。
新しいアルバムの「noir」は、音響の凄さというか、
会場で聞く深みと重みが凄かった。菅野よう子がゲストで
ストリングスとともに奏でた「yet」の感動は、筆舌に尽くしがたい。
そして今回も「バイタルサイン」。前回同様、泣きながら必死で
ステージの3人の演奏を目に焼き付けた。
「便箋歌」は、わたしが徳島で行き詰まってた頃、友人が
「さゆちゃんに捧げるけん」といってカラオケで歌ってくれたので
思い出深かった。当時のことが想起されて、また涙が止まらなかった。
『そんなあなたでいてほしくない 願うわたしを忘れないで』って
当時身を削るような恋に焦がれていたわたしを心配して、でも、
けっして見放したりはせず、この歌詞のように優しく
彼女はそばにいてくれたよなあ。
話がそれてしまった。
アンコールが終わって、メンバーが舞台袖にはける時、
何度も、何度も、何度も、顔の前で両手をあわせて
客席にお礼を言うミトさんが印象的だった。
何かのインタビューでみた、今後のバンドの展開への憂いも
あるのだろうか。感謝の表明は、
現実的な面(バンドとして売れ続ける事など)
と向き合うからこそなのかなあと思ったりした。
これからも3人それぞれがのびのびと音楽を
変わらず発信していってくれることを願って、強く手を振った。
そしてこんな素晴らしい機会をいつも与えてくれる
親友に感謝である。チケットとってくれてありがとう。
帰りにふたりで食べた餃子の王将、おいしかったなあ~~